Google AI Studioを活用した画像生成の手順とプロンプトのコツ

この記事の結論
・Google AI Studioは「Generate Media(Imagen)」と「Gemini(チャット)」の2つのルートで画像生成が可能

・高品質な一枚絵作成にはImagen、対話的な修正にはGeminiと目的に応じて使い分けるのがコツ

・英語プロンプトの使用やパラメータ設定を工夫することで、より意図に近い高品質な画像を生成できる

Google AI Studioは、Googleが提供する開発者向けのAIプロトタイピング環境ですが、実は強力な画像生成ツールとしても利用可能です。

しかし、画面内には「Generate Media(Imagen)」と「Gemini(チャット)」という異なる操作ルートが存在するため、どちらを使えばよいか迷うケースが少なくありません。

本記事では、Google AI Studioで画像生成を行うための具体的な操作手順を解説します。

高品質な一枚絵を作成する「Imagenモデル」の設定方法から、対話形式で修正を行う「Geminiモデル」の使い方まで、画面操作をステップごとに網羅しました。

この記事の手順通りに進めることで、目的に合わせた画像を迷わず生成できるようになります。

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この記事の監修者
アローサル・テクノロジー株式会社_CEO_佐藤拓哉

佐藤 拓哉
(アローサル・テクノロジー株式会社 代表取締役CEO)

生成AI・Google Workspace領域を専門とするAIコンサルタント。

Google Workspace販売パートナー企業の代表として、Geminiを中心とした法人向け生成AI研修・導入支援を行う。

延べ20,000名以上へのGemini活用研修実績を持ち、受講者満足度は97%超

また、GAIS(一般社団法人生成AI協会) 理事として、生成AI活用の普及・人材育成にも取り組む。

目次

1. Google AI Studioの利用開始・ログイン手順

まずはGoogle AI Studioへアクセスし、利用環境を整えます。

Googleアカウントがあれば、特別な登録なしですぐに開始できます。

個人のGoogleアカウント(@gmail.com)での利用が推奨されます。

公式サイトへのアクセスとGoogleアカウント連携

  1. ブラウザで「Google AI Studio」の公式サイト(aistudio.google.com)にアクセスします。
  2. 画面上の「Sign in to Google AI Studio」または「Get started」ボタンをクリックします。
  3. 普段使用しているGoogleアカウントを選択し、パスワードを入力してログインします。

企業管理のアカウント(Google Workspace)の場合、管理者の設定によりアクセスが制限されていることがあるため注意してください。

利用規約の同意と初期画面の確認

初回ログイン時のみ、利用規約(Terms of Service)への同意画面が表示されます。

  1. 表示された規約内容を確認し、チェックボックスにチェックを入れます。
  2. Continue」または「Agree」をクリックして進みます。
  3. ホーム画面(ダッシュボード)が表示されます。

ホーム画面は以下の構成になっています。

  • 画面左側:メニューバー(Create new, Libraryなど)
  • 画面中央:作業エリア
  • 画面右側:モデル設定やパラメータ調整パネル

この画面が表示されれば、準備は完了です。

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2. 目的で使い分け!2つの画像生成アプローチ

Google AI Studioには、画像生成を行うためのルートが大きく分けて2つあります。

目的に応じて使い分けることで、作業効率が変わります。

一枚絵のクオリティ重視ならImagen、修正重視ならGeminiを選びましょう。

高品質な一枚絵なら「Generate Media (Imagen)」

Generate Media」機能は、画像生成に特化した専用のインターフェースです。Googleの画像生成モデル「Imagen」を使用します。

  • 特徴:アスペクト比(縦横比)や生成枚数をプルダウンで設定可能。
  • メリット:写真のようにリアルな描写や、高解像度な画像の生成に優れています。
  • 用途:ブログのアイキャッチ、資料用の素材、アート作品の制作など。

修正・調整を繰り返すなら「Geminiモデル」

Chat prompt」機能を使用し、Geminiモデル(Gemini 1.5 ProやGemini 2.0 Flashなど)と会話しながら画像を生成する方法です。

  • 特徴:チャット形式で指示を出します。
  • メリット:生成された画像に対して「もっと明るくして」「猫を犬に変えて」といった追加指示で修正が可能です。
  • 用途:アイデア出し、デザインの試行錯誤、具体的なイメージが固まっていない場合。

3. 手順①:「Generate Media」機能で画像を生成する方法

ここでは、画像生成専用のUIを使って、高品質な画像を生成する手順を解説します。

画像生成モードの選択とモデル設定

  1. 画面左上の「Create new」ボタンをクリックします。
  2. 表示されるメニューから「Media」または「Generate Media」を選択します。
    ※UIの更新により名称が異なる場合がありますが、画像アイコンが表示されている項目を選んでください。
  3. 画面右側の設定パネル(Run settings)にある「Model」のプルダウンをクリックします。
  4. リストから「Imagen 3」などの画像生成用モデルを選択します。

アスペクト比・枚数のパラメータ設定

モデルを選択すると、その下に画像生成用のパラメータが表示されます。

まず、Aspect Ratio(アスペクト比)を設定します。

  • 1:1:正方形(SNSアイコンなど)
  • 16:9:横長(YouTubeサムネイル、Web記事など)
  • 9:16:縦長(スマホ壁紙、ショート動画など)
  • 4:3 / 3:4:一般的な写真サイズ

次に、Count(生成枚数)を設定します。

一度の生成で出力する画像の枚数を指定します(通常は1〜4枚)。枚数が多いほど生成に時間がかかる場合があります。

プロンプト入力から画像の生成・保存まで

  1. 画面中央下部のテキスト入力エリア(Prompt)に、生成したい画像の内容を入力します。
    例:A futuristic city with flying cars, cyberpunk style, high detail
  2. 入力エリアの右側にある「Generate」ボタンをクリックします。
  3. 数秒〜数十秒待つと、画面中央に生成された画像が表示されます。
  4. 気に入った画像をクリックして拡大表示します。
  5. 画像の右上または下部に表示される「Download(ダウンロードアイコン)」をクリックし、PCに保存します。
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4. 手順②:「Gemini」モデルで会話しながら生成・加工する方法

次に、チャット形式で対話しながら画像を作成・修正する手順です。

Gemini 2.0 Flashモデルへの切り替え手順

  1. 画面左上の「Create new」をクリックし、「Chat prompt」を選択します。
  2. 画面右側の設定パネル「Model」プルダウンから、最新のモデルを選択します。

画像生成に対応している「Gemini 2.0 Flash」や「Gemini 1.5 Pro」などを選択してください。

モデルによっては画像生成に対応していない場合があります。エラーが出る場合はモデルを変更してください。

チャット形式でのプロンプト入力と画像出力

  1. 画面下部のチャット入力欄(Type something…)にカーソルを合わせます。
  2. 画像生成の指示を入力します。
    英語入力例:Generate an image of a cute cat sitting on a sofa.
    日本語入力例:ソファに座っている可愛い猫の画像を生成して。
  3. Run」ボタン(または紙飛行機アイコン)をクリックします。
  4. チャットの返答として画像が生成され、表示されます。

Geminiモデルは日本語指示も理解しますが、英語の方が精度が高い傾向にあります。

【活用】追加指示で画像を修正・アレンジする

Geminiモデルの強みは、文脈を理解した修正です。

  1. 生成された画像を確認し、変更したい点を決めます。
  2. 続けてチャット欄に修正指示を入力します。
    例:Make the cat white.(猫を白くして)
    例:Change the background to a garden.(背景を庭に変えて)
  3. 再度実行すると、前の画像の内容を踏まえた新しい画像が生成されます。
  4. 納得いく画像ができたら、画像上のダウンロードボタンで保存します。

5. 意図通りの画像を出すプロンプト(呪文)のコツ

Google AI Studioで高品質な画像を得るためには、AIへの指示出し(プロンプト)にコツがあります。

基本構成(被写体・背景・スタイル)の書き方

単語を羅列するだけでなく、以下の要素を組み合わせると意図が伝わりやすくなります。

  • Subject(被写体):何を描くか(例:A samurai warrior)
  • Action(動作):何をしているか(例:holding a glowing sword)
  • Environment(背景・場所):どこにいるか(例:in a cherry blossom forest at night)
  • Lighting(照明):光の当たり方(例:cinematic lighting, sunset)
  • Style(画風):どんなタッチか(例:oil painting, photorealistic, anime style)

これらを繋げて、A samurai warrior holding a glowing sword in a cherry blossom forest at night, cinematic lighting, photorealistic のように記述します。

日本語と英語プロンプトの精度の違い

Google AI Studioの基盤モデルは英語データで学習されている比重が高いため、英語でプロンプトを入力する方が意図が正確に反映されやすいです。

日本語で指示しても生成は可能ですが、複雑な描写やニュアンスが無視されることがあります。

翻訳ツール(Google翻訳やDeepL)を活用し、日本語で作った文章を英語に変換して入力することをおすすめします。

ネガティブプロンプトや詳細設定の活用

「描いてほしくない要素」を指定することも品質向上に役立ちます。

  • Generate Media(Imagen)の場合
    設定パネルに「Negative prompt」という項目がある場合、そこに除外したい要素を入力します(例:blur, low quality, text)。
  • Gemini(チャット)の場合
    プロンプトの文章内で指示します。
    例:Do not include text in the image.(画像に文字を含めないで)
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6. エラー・制限への対処法と利用上の注意点

スムーズに利用するために、よくあるトラブルと注意点を押さえておきましょう。

生成ボタンが押せない・エラー(429)が出るときの対処

「Generate」ボタンがグレーアウトしていたり、実行後に「429 Resource Exhausted」などのエラーが出たりすることがあります。

これは、無料利用枠のレート制限(1分間または1日あたりの生成回数上限)に達していることが原因です。

  • 数分〜数時間待ってから再試行する。
  • 生成枚数(Count)を減らして負荷を下げる。
  • 別のGoogleアカウントで試す(規約の範囲内で)。

ウォーターマーク(SynthID)と商用利用の注意

Google AI Studioで生成された画像には、人間の目には見えない電子透かし「SynthID」が埋め込まれています。これにより、AI生成画像であることが識別可能です。

商用利用については、Googleの生成AI利用規約(Generative AI Additional Terms of Service)および各モデルの特定規約を確認してください。

一般的に権利はユーザーに帰属する場合が多いですが、最新の規約を必ず自身で確認してから利用してください。

意図しない画像が生成された場合の対応

暴力的、性的、または著作権侵害の恐れがある内容は、GoogleのSafety Filter(セーフティフィルター)によってブロックされ、画像が生成されないことがあります。

画像が表示されず警告文が出た場合は、プロンプトに含まれる単語を変更してください。

また、意図せず奇妙な画像(指が多いなど)が生成された場合は、プロンプトに「detailed hands」などを追加するか、Geminiモデルで修正指示を出して再生成を試みてください。

まとめ

Google AI Studioでの画像生成は、目的に応じて2つのルートを使い分けるのがポイントです。

  • クオリティ重視の一枚絵を作りたいときは、「Generate Media」でImagenモデルを使用し、アスペクト比などを細かく設定する。
  • 対話しながら修正・調整したいときは、「Gemini」のチャットプロンプトを使用し、追加指示で理想に近づける。

まずは「Generate Media」で基本的な生成を試し、慣れてきたらGemini 2.0 Flashなどを使って、より複雑な指示や修正に挑戦してみてください。

英語プロンプトを活用することで、さらに高品質な結果が得られるでしょう。

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