「BtoBウェビナーの参加者管理、手作業が多くて大変…」「ウェビナー後のフォローアップが遅れて、せっかくのリードを活かしきれていない気がする…」
毎月のBtoBウェビナー運営において、このような課題に直面していませんか?ウェビナーは、質の高いリードを獲得し、顧客育成を進める上で非常に効果的なマーケティング手法です。
しかし、申込受付、参加者情報の整理、メール送信、開催後のフォローアップといった一連の業務には、膨大な時間と労力がかかり、本来集中すべきコンテンツの質向上や戦略立案の時間が削られてしまいがちです。
この課題は、ノーコードツール「n8n」を使ったウェビナー運営自動化によって解決できます。
本記事では、n8nを活用してウェビナーの参加者管理から開催前後のコミュニケーションまでを完全に自動化するワークフローの仕組みと、その導入によって得られる多大なメリットを詳しく解説します。
この記事では、「n8nとは?」「ワークフローの導入効果」なども説明しています。ワークフローの作成方法のみを確認したい方はこちらからご覧ください。
BuzzAIMediaでは本記事以外にも、営業やマーケティング業務を効率化するための方法を発信しています。営業業務を効率化したい方は以下の記事もご覧ください。



【有料級】成果が出るn8n活用レシピ

n8nは、広告運用レポートの作成・インサイドセールスの顧客対応メールの自動化・営業先リストの作成といった業務を自動化できる、画期的な業務改善ツールです。
とはいえ、「n8nって難しそう」「作成するのに時間かかる..」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
本資料では、初心者でも分かるn8nの使い方・実際に成果を出した自動化ワークフローの実例を紹介。以下のフォームから無料で今すぐダウンロードできます。
n8nとは?

n8nは、さまざまなアプリケーションやサービスを連携させ、タスクを自動化するためのオープンソースのノーコード(またはローコード)ワークフロー自動化ツールです。
プログラミングの知識がなくても、視覚的なインターフェースを使って複雑な自動化ワークフローを直感的に構築できるのが最大の特徴です。
n8nに関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ウェビナー運営の自動化にn8nが最適な理由
BtoBウェビナー運営は、多くの参加者情報を正確に管理し、適切なタイミングでパーソナライズされたコミュニケーションを行う必要があります。
これらの作業を手動で行うことは、ヒューマンエラーのリスクを高め、非効率を招きます。n8nは、様々なツールと連携できデータ形式を変換するノードがあるため、この複雑なプロセスをシンプルかつ確実に自動化できます。
n8nがウェビナー運営の自動化、特に参加者管理とフォローアップに優れている点は以下の通りです。
ウェビナー運営自動化にn8nが最適な理由
1. 既存のウェブサービスとの簡単な連携
ウェビナー申込フォーム(Google Forms, HubSpot Formsなど)からGoogleスプレッドシート、そしてGmailといった、普段から利用しているツールとシームレスに連携できます。これにより、新たな高機能ツールを導入することなく、既存の環境でウェビナー運営自動化を実現できます。
2. 申込からフォローアップまでの一元管理
参加者の登録、確認メール送信、リマインド、ウェビナー後のフォローアップメールまで、ウェビナー運営の一連のタスクを1つのワークフロー内で完結できます。これにより、各ステップでの情報連携ミスを防ぎ、参加者体験を向上させます。
3. 柔軟なデータ処理と管理
申込フォームから取得するデータ形式が多少異なっていても、n8nの「Set」ノードで簡単にデータを標準化・整形できます。これにより、常に統一された形式で参加者情報をGoogleスプレッドシートに蓄積し、管理できます。
n8nで作る「ウェビナー運営自動化ワークフロー」で実現できること

弊社が提供する「BtoBウェビナー参加者管理ワークフロー」は、手作業で行っていた申込受付から参加者情報管理、メール送信、そして開催後のフォローアップまでの一連の業務を自動化し、ウェビナー運営の効率と効果を最大化します。
具体的には、以下のような業務を自動化します。
ウェビナー申込の自動受付
申込フォームからの登録情報をn8nのWebhookで自動的に受け取り、手動でのデータ入力作業をゼロにします。
参加者情報の自動処理とリスト化
取得した申込データから必要な情報を抽出し、参加者名、メールアドレス、会社名、役職、申込日時、固有の登録IDなどを自動で生成・整形。Googleスプレッドシートに自動的に参加者リストを作成・更新します。
申込確認メールの自動送信
参加者情報が登録されると同時に、申込者へ自動で確認メールを送信します。
これにより、参加者はすぐに登録完了を把握でき、運営側は問い合わせ対応の負担を軽減できます。
ウェビナー開催後のフォローアップメール自動送信
ウェビナー開催後(または特定のタイミング)に、感謝のメッセージ、資料ダウンロード、アンケート、関連コンテンツへの誘導などを含むフォローアップメールを自動で送信し、リード育成を促進します。
n8nで作るB to Bウェビナー参加者管理フローの全体像
このn8n ウェビナー運営 自動化ワークフロー「BtoBウェビナー参加者管理ワークフロー」は、ウェビナー申込受付から参加者へのフォローアップまでをシームレスに連携させ、運営業務の効率化と参加者体験の向上を目指します。
ワークフローで使用しているツールと全体像を解説していきます。
フロー内で使用している主なツール
- n8n Setノード: 受信した申込データから必要な情報を抽出し、データ形式を標準化・整形するために使用されます。
- Google Sheets: 参加者リストの登録(新規追加)と、ウェビナー後の参加ステータス更新(既存データの変更)という2つの主要なデータ管理機能を提供します。
- Gmail: 申込確認メールと参加後フォローメールという、2種類の自動メールを参加者に送信するために利用されます。
フローの全体的な流れ

このn8n ウェビナー運営 自動化ワークフローは、以下の主要なステップで構成されています。
1. ウェビナー申込の受付(Webhookトリガー)
ウェビナー申込フォーム(例:ウェブサイトに埋め込んだフォームなど)から参加者が情報を入力し、送信すると、「ウェビナー申込受付」ノードのWebhookがそのデータ(参加者名、メールアドレス、会社名、役職など)をリアルタイムで受け取ります。
これがワークフローの開始点となります。
2. 申込データの処理と標準化
Webhookが受け取った生データは、「申込データ処理」ノードに渡されます。
このノードは、異なるフォームからの入力であっても、参加者名、メールアドレス、会社名、役職といった重要な情報を統一された変数名で抽出し、標準化します。さらに、申込日時や固有の登録IDを自動で生成し、後続の処理で利用しやすい形に整えます。
3. 参加者リストへの登録と申込確認メールの送信
処理された参加者データは、2つのパスに分岐します。
まず、「参加者リスト登録」ノードが、指定されたGoogleスプレッドシート(例:「参加者リスト」)に新しい行として参加者情報を自動で追加します。これにより、参加者の一元的なデータベースが構築されます。
同時に、「申込確認メール」ノードが、参加者のメールアドレス宛に、登録完了の通知やウェビナーの詳細情報、参加URLなどを記載した確認メールを自動で送信します。これにより、参加者はすぐに登録が完了したことを確認でき、安心してウェビナー開催を待つことができます。
4. ウェビナー開催まで待機
参加者情報の登録と確認メールの送信が完了すると、ワークフローは「ウェビナー開催まで待機」ノードに到達します。
このノードは、ウェビナーが実際に開催されるまでの間、ワークフローの実行を一時的に停止します。この待機期間は、例えば「ウェビナー開始の1時間前」や「ウェビナー終了後」といった特定のタイミングで、外部からのWebhook(または時間指定)によって解除されるように設定されています。
これにより、適切なタイミングで次のアクションを実行できます。
5. 参加後フォローメールの送信
「ウェビナー開催まで待機」ノードの解除後、「参加後フォローメール」ノードが起動します。
このノードは、ウェビナーに参加した(または申込を行った)全ての方に対し、感謝のメッセージ、ウェビナー録画へのリンク、アンケートのお願い、関連するサービスや次のウェビナーの案内などを含むフォローアップメールを自動で送信します。
これにより、リード育成の機会を最大化し、参加者との関係構築を継続できます。
6. 参加ステータスの更新
最後に、「参加ステータス更新」ノードが、Googleスプレッドシートの「参加者リスト」を再度更新します。
このステップでは、例えば「フォローメール送信済み」といったステータス情報を追加することで、各参加者の最新の状況を常に把握できるようになり、適切な次の営業アクションへと繋げることが可能になります。
各ノードの設定など、ワークフローの詳しい作成方法はこちらの記事で解説しているので、自分で作成したい方はぜひご覧ください。

導入によって得られる成果
このn8n ウェビナー運営 自動化ワークフローを導入することで、以下のような多岐にわたる効果が期待できます。
- 圧倒的な作業時間の削減: 申込受付、データ入力、リスト管理、メール送信といった煩雑な手作業がほぼゼロになります。これにより、ウェビナー担当者は、コンテンツ作成や集客戦略、顧客エンゲージメントの向上といった、より付加価値の高い業務に集中できるようになります。
- ヒューマンエラーの排除とデータ品質の向上: 手動でのデータ入力やメール送信によるミスがなくなり、参加者情報の正確性が向上します。一貫したプロセスでデータが管理されるため、後の分析やリードナーチャリングの精度も高まります。
- リード獲得と育成効果の最大化: 申込確認からリマインド、ウェビナー後のフォローまで、全てのコミュニケーションがタイムリーかつ自動で行われます。これにより、参加者の離脱を防ぎ、ウェビナーへのエンゲージメントを高め、最終的なリードの質と商談化率の向上に貢献します。
- 参加者体験の向上: 迅速な確認メールや適切なタイミングでの情報提供は、参加者にとってストレスフリーでプロフェッショナルな体験を提供します。これにより、企業ブランドイメージの向上にも繋がります。
- 運用コストの抑制と拡張性: n8nはオープンソースのノーコードツールであり、高額なウェビナー管理システムを導入することなく、必要な機能をカスタマイズして自動化できます。参加者数やウェビナー数が増えても、柔軟にスケールアップが可能です。
まとめ

本記事では、n8nを活用したBtoBウェビナー運営の自動化ワークフローについて、その全体像と導入メリットを詳細に解説しました。
n8n ウェビナー運営 自動化ソリューションは、煩雑な手作業から担当者を解放し、より戦略的なウェビナー運営とリード獲得・育成に集中できるよう強力に支援します。
「ノーコードツールは初めて」「自社の特定の要件に合わせてカスタマイズしたい」といったご要望も、ぜひ一度ご相談ください。貴社の現状を丁寧にヒアリングし、最適な自動化・業務改善プランをご提案します。
▼無料相談はこちら
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BuzzAIMediaでは本記事以外にも、営業やマーケティング業務を効率化するための方法を発信しています。営業業務を効率化したい方は以下の記事もご覧ください。



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