ElevenLabsとn8nを連携!音声入力でGoogleカレンダーへの予定登録を自動化

n8n×ElevenLabsで音声から自動でスケジュール登録!

会議のスケジュール調整、タスクの登録、日々の予定管理…口頭でのやり取りが多いビジネスシーンにおいて、その都度カレンダーアプリを手動で操作するのは煩雑で時間がかかってしまいます。以下のようなお悩みはありませんか?

・口頭で受けた予定やタスクを、手動でカレンダーに入力する手間を削減したい
・移動中や運転中など、手元で操作できない状況でも、音声で手軽に予定を登録したい
・単純な予定登録だけでなく、AIを活用して複雑な情報整理や判断を自動化したい

もし、これらの課題に直面しているなら、その解決策はノーコードツール「n8n」によるAIを活用した音声入力の自動化にあります。

本記事では、n8nとElevenLabsの音声入力機能を連携させ、Googleカレンダーへの予定登録を完全に自動化するワークフローの仕組みと、その導入によって得られる多大なメリットを詳しく解説します。

この記事では、「n8nとは?」「ワークフローの導入効果」なども説明しています。ワークフローの作成方法のみを確認したい方はこちらからご覧ください。


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n8nワークフロー図
Screenshot

n8nは、広告運用レポートの作成・インサイドセールスの顧客対応メールの自動化・営業先リストの作成といった業務を自動化できる、画期的な業務改善ツールです。

とはいえ、「n8nって難しそう」「作成するのに時間かかる..」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

本資料では、初心者でも分かるn8nの使い方・実際に成果を出した自動化ワークフローの実例を紹介。以下のフォームから無料で今すぐダウンロードできます

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目次

n8nとは?

n8n_公式画像

n8nは、さまざまなアプリケーションやサービスを連携させ、タスクを自動化するためのオープンソースのノーコード(またはローコード)ワークフロー自動化ツールです。

プログラミングの知識がなくても、視覚的なインターフェースを使って複雑な自動化ワークフローを直感的に構築できるのが最大の特徴です。

n8nに関して詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ElevenLabs 音声で自動入力にn8nが最適な理由

音声入力で取得した情報をカレンダーに自動で登録するタスクは、単純なルールでは処理しきれない複雑なロジックを必要とします。

例えば、「今日の午後3時に取引先とミーティング」という音声から、「今日の午後3時」を正確に認識し、カレンダーのフォーマットに変換する必要があります。

さらに、カレンダーの空き状況を確認し、必要に応じてユーザーに通知するような高度な処理も求められます。

ChatGPTなどの生成AI単体でも一部の処理は可能ですが、外部サービスとの連携やデータ処理の柔軟性には限界があります。この課題に対し、n8nは、API連携により複数のプラットフォームを横断できたり、コード実行ノードにより複雑なロジックを組めるため、音声入力によるカレンダー登録を始めとした、業務課題の解決と効率化に繋がります。

音声入力によるカレンダー自動登録が最適な理由
1. 高度なAI連携とデータ解析
n8nはOpenAIのAI Agentノードを搭載しており、音声で取得した曖昧な情報(日時、予定タイトルなど)を正確に構造化されたデータに解析する能力に優れています。これにより、手動での情報整理が不要になり、入力ミスも防げます。

2. 複数のサービスを横断した自動化
音声入力にはElevenLabs、予定の登録にはGoogleカレンダーと、複数のサービスをシームレスに連携させることができます。それぞれのサービスが持つ強みを活かし、End-to-Endでタスクを自動化します。

3. 柔軟なワークフロー構築
予定の重複チェック、特定のキーワードが含まれる場合のタスク振り分けなど、複雑な条件分岐やロジックを自由に構築できます。ノーコードの視覚的なインターフェースで、自社の業務に合わせた最適なフローを簡単に設計できます。

n8nで作るElevenLabs 音声入力自動化フローの全体像

n8nで作るElevenLabs 音声入力自動化フローの全体図

このセクションでは、音声入力でGoogleカレンダーに予定を登録するワークフローの全体像を、使用している主要なツールとともに解説します。

このフローにより、口頭で伝えた内容が自動的にカレンダーに反映されるようになります。

フロー内で使用している主なツール

  • AI Agent (Langchain): 受け取った音声入力データ(日時、タイトルなど)を解析し、Googleカレンダーへの登録に必要な情報を整理します。OpenAIなどの強力なAIモデルと連携することで、自然言語を正確に理解します。
  • Google Calendar Tool: GoogleカレンダーのAPIと連携し、既存の予定をチェックしたり、新しい予定を登録したりする役割を担います。このツールが、実際にカレンダーを操作します。
  • OpenAI Chat Model: AI Agentノードが使用する言語モデルです。高度な自然言語処理能力を提供し、ユーザーの意図を正確に汲み取ります。

フローの全体的な流れ

Step 1: 音声入力データの受信

ElevenLabsの音声入力機能を通じて話しかけられた内容が、Webhookノードによって受信されます。このデータには、音声の内容だけでなく、発言時刻などの情報も含まれます。

Step 2: AIによる情報の解析

受信したデータはAI Agentノードに渡されます。AIは与えられた音声の内容を元に、予定のタイトル、開始日時、終了日時などを正確に抽出し、整理します。これにより、「今日の夕方6時からのミーティング」といった曖昧な表現も、カレンダーに登録可能な具体的なデータに変換されます。

Step 3: カレンダーの空き状況をチェック

AIが抽出した日時情報に基づき、Google Calendar Toolがカレンダーの空き状況をチェックします。これにより、同じ時間に他の予定が入っていないかを確認し、重複を防ぎます。

Step 4: 予定の自動登録と完了通知

空き状況を確認後、Google Calendar Toolが新しい予定をカレンダーに登録します。最後に、Webhookに応答を返すことで、ユーザーに予定登録が完了したことを通知します。

導入のメリットと期待できる成果

ElevenLabsとn8nを連携した音声入力自動化フローを導入することで、以下のようなメリットと成果が期待できます。

圧倒的な時間削減と業務効率化

口頭で受けた予定をその場でカレンダーに登録できるため、手動で入力する手間がゼロになります。これにより、移動中や作業中など、いつでもどこでも簡単に予定管理が可能となり、業務の隙間時間を有効活用できます。

情報の抜け漏れや入力ミスを防止

手動での入力は、聞き間違いやタイピングミスなどのヒューマンエラーが発生しがちです。しかし、この自動化フローではAIが音声データを正確に解析するため、情報の抜け漏れや入力ミスを根本から防ぐことができます。

データに基づいた戦略的な業務への集中

煩雑な手作業から解放されることで、担当者はより創造的で価値の高い業務に集中できます。例えば、抽出された予定データから業務の傾向を分析したり、より効率的な働き方を模索したりといった、データに基づいた戦略的な意思決定が可能になります。

まとめ

本記事では、ElevenLabsの音声入力とn8nを連携し、Googleカレンダーへの予定登録を自動化するソリューションを詳細に解説しました。

このn8n 音声入力 自動化ソリューションは、担当者を煩雑な手作業から解放し、データに基づいた戦略的な業務へのシフトを強力に支援します。

もし、貴社が音声入力による業務の自動化や効率化にお悩みであれば、n8nによる自動化は費用対効果の高い解決策となるでしょう。

「ノーコードツールは初めて」「自社の業務に適用できるか不安」といった方も、ぜひ一度ご相談ください。貴社の業務内容を丁寧にヒアリングし、最適な自動化・業務改善プランをご提案します。

▼無料相談はこちら

https://kagemusha.ai/lp_contact

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とはいえ、「n8nって難しそう」「作成するのに時間かかる..」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

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この記事の監修者

株式会社BuzzConnection/株式会社KAGEMUSHA 代表取締役CEO

2021年に独立し、株式会社BuzzConnectionを設立。複数の事業を運営し、現在はAIを活用したWebアプリケーションの開発、運用や生成AIの普及を目的としたセミナー研修の開催など多角的に活躍している。
2023年4月に株式会社KAGEMUSHAを創業。AI事業に大きく事業を展開。
AIアバターやデジタルヒューマン、AIチャットボット、AI研修など幅広い視点からAIの業務効率化を支援。

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