生成AIプロンプトテンプレート30選|コピペOK例文集

この記事の結論
・生成AIプロンプトの基本は「役割・目的・制約・出力形式」の4要素を明示する型。これだけで回答の精度が大幅に上がる

・コピペして使えるテンプレートは用途別に持っておくのが効率的。メール・要約・アイデア出し・コード生成・画像生成それぞれに専用の型がある

・精度を上げるコツは「具体的な数字で指定する」「ロール設定をする」「繰り返し改善を指示する」の3点。機密情報の入力禁止とファクトチェックも徹底する

「生成AIを使ってみたけど、うまく回答が出てこない」「毎回プロンプトをゼロから考えるのが手間で続かない」——そんな悩みを感じている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、生成AIプロンプトの基本的な型から、メール・要約・アイデア出し・コード生成・画像生成まで、コピペしてすぐ使える業務別テンプレートを30選以上まとめました。ChatGPT・Claude・Geminiなど特定ツールを問わず使える汎用テンプレートです。

目次

生成AIプロンプトの基本テンプレートの型

まず、高品質な回答を引き出すための「プロンプトの型」を押さえましょう。型を知っておくことで、用途に合わせたテンプレートを自分でカスタマイズできるようになります。

5要素テンプレート(汎用の基本型)

多くのシーンで使える基本の型は次の5要素で構成されます。

【役割】あなたは〇〇の専門家です。
【目的】〜を作成してください。
【背景】〜という状況です。
【制約】・〜文字以内 ・〜のトーンで ・〜は含めない
【出力形式】〜形式で出力してください。

この5要素をすべて含む必要はありませんが、「役割・目的・制約・出力形式」の4つを明示するだけで回答の精度が大幅に上がります。

深津式プロンプト(命令書型)

テキスト生成AIの活用で広く知られる「深津式プロンプト」は、より構造化された型です。複雑なタスクや繰り返し使うプロンプトに特に効果的です。

# 命令書
あなたは〇〇です。
以下の制約条件と入力文をもとに、最高の〇〇を出力してください。

# 制約条件
・〜
・〜

# 入力文
〜

# 出力形式
〜

深津式は「命令書・制約・入力・出力形式」の4ブロックが整理されているため、プロンプトを他の人にも共有しやすい。チームでAIを活用する場面でも便利です。

Chain of Thought型(ステップ思考型)

計算・論理的推論・多段階の判断が必要なタスクには、「ステップバイステップで考えてください」と明示する型が有効です。AIは段階的に考えると指示されることで、単純な回答よりも論理的に正確な結果を出しやすくなります。

〜という問題があります。
ステップバイステップで考えて、結論を出してください。

まず〜を確認し、次に〜を検討してください。

仕事で今すぐ使えるプロンプトテンプレート集

ここからは、ビジネスシーンですぐに使えるコピペOKのテンプレートを用途別に紹介します。[ ]の部分を自社・自分の情報に書き換えてお使いください。

メール・ビジネス文章作成テンプレート

【ビジネスメール作成】

あなたはプロのビジネスライターです。
以下の条件でビジネスメールを作成してください。

# 条件
・送信先:[取引先名/役職]
・件名:[件名]
・目的:[例:先日の打ち合わせのお礼と次回日程の確認]
・トーン:丁寧でプロフェッショナル
・文字数:300文字以内
・箇条書き禁止、読みやすい段落で

# 補足情報
[必要に応じて背景・経緯を記載]

【お詫び・謝罪メール】

ビジネスメールのプロとして、お詫びメールを作成してください。

# 状況
・何についてのお詫びか:[例:資料の誤送信・納期遅延]
・送信先:[役職・関係性]
・対応策:[例:正しいファイルを別メールで送付済み]

# ルール
・誠実かつ簡潔に
・言い訳は最小限
・次の行動を明記する

【新規提案・営業メール】

新規提案のメールを作成してください。

# 提案内容
・会社名:[自社名]
・提案サービス:[サービス名と概要]
・相手の課題:[解決できる課題]
・強み:[他社との差別化ポイント]

# ルール
・冒頭で相手の興味を引く一文
・本文150字以内
・行動喚起(アポイント依頼)で締める

要約・議事録・報告書テンプレート

【会議議事録の整理】

以下の会議メモを、議事録形式に整理してください。

# フォーマット
・会議名:
・日時:
・参加者:
・決定事項:(箇条書き3〜5項目)
・次回アクション:(担当者・期限つき)
・保留事項:

# 会議メモ
[ここにメモを貼り付ける]

【長文要約(3点まとめ)】

以下の文章を200字以内で要約してください。
ポイントは次の3点に絞ること:
①最も重要な結論
②その根拠・背景
③読者が取るべき行動

事実のみを抽出し、個人的な感想・解釈は含めないでください。

[要約する文章をここに貼り付ける]

【報告書の体裁整え】

以下の箇条書きメモを、正式な報告書形式に変換してください。

# 出力形式
・件名:
・概要(3行以内):
・詳細(段落形式):
・課題・リスク:
・次のアクション:

# メモ
[ここに箇条書きメモを貼り付ける]

アイデア出し・企画立案テンプレート

【ブレインストーミング(量重視)】

以下のテーマで、アイデアを20個出してください。

# テーマ
[例:社内のAI研修を社員に継続的に受けてもらう施策]

# ルール
・実現可能性は一旦無視する
・重複なし
・各アイデアは1文で簡潔に
・番号付きリストで出力

【企画書の骨子作成】

以下の企画について、企画書の骨子を作成してください。

# 企画概要
・企画名:[タイトル]
・目的:[達成したい目標]
・ターゲット:[対象者]
・予算感:[予算規模]

# 出力形式
1. 背景・課題
2. 目的・KPI
3. 施策概要
4. スケジュール
5. 期待効果
6. リスクと対策

Excel関数・コード生成テンプレート

【Excel関数の作成】

以下の条件でExcel関数を作成してください。

# やりたいこと
[例:A列に入力した商品名を元に、別シートの「マスタ」シートのB列から単価を検索して、C列に表示したい]

# データ構造
・検索元:[シート名・列の説明]
・参照先:[シート名・列の説明]

関数のみを出力し、使い方の説明を1行添えてください。

【Pythonコードの作成(非エンジニア向け)】

以下の処理を行うPythonコードを作成してください。

# 処理内容
[例:CSVファイルを読み込み、「売上金額」列が100万円以上の行だけを抽出して新しいCSVに保存する]

# 条件
・初心者でも読めるようにコメントを入れる
・エラー処理を含める
・実行方法を末尾に説明する

画像生成AIのプロンプトテンプレート

テキスト生成AIとは別に、画像生成AI(Stable Diffusion・DALL·E・Midjourney等)にも専用の型があります。以下では画像生成プロンプトの基本構造と、すぐに使えるテンプレートを紹介します。

画像生成プロンプトの基本構造

画像生成AIのプロンプトは英語で書くのが基本で、以下の順序で記述すると精度が上がります。

[主題] + [スタイル] + [構図・アングル] + [照明] + [品質指定]

日本語で意図を書いてからAIに英訳させ、その英語プロンプトを画像生成AIに渡す方法も有効です。

画像生成テンプレート例

【ビジネス向けバナー画像】

Professional business banner, [テーマ], clean modern design, flat style illustration, white background, high contrast, corporate color scheme, high resolution, 4K quality

【SNS投稿用イラスト】

Cute illustration of [テーマ], simple and clean style, pastel colors, flat design, minimal background, suitable for social media post, vector art style

【リアル写真風】

Photo of [被写体・シーン], [カメラアングル], natural lighting, shot on Sony A7IV, 85mm lens, sharp focus, f/1.8, professional photography

画像生成AIをさらに深く活用したい方は、まじん式プロンプトとは?v3・v4の使い方を完全解説も参考にしてください。独自の型で高品質な画像プロンプトを設計する手法が詳しく解説されています。

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プロンプトの精度を上げる5つのコツ

良いテンプレートを持っていても、使い方次第で出力の質は大きく変わります。精度を上げるための実践的なコツを紹介します。

①具体的な数字・フォーマットを指定する

曖昧な指示は曖昧な回答を生みます。「短く」ではなく「200字以内」、「リスト形式」ではなく「番号付き箇条書き5項目」のように、数値とフォーマットを具体的に指定してください。

NG: 「わかりやすく説明してください」
OK: 「中学生でも理解できる言葉で、3段落以内で説明してください」

②役割(ロール)を設定する

「あなたは〇〇の専門家です」と役割を与えると、その立場からの回答を引き出せます。

  • 「経験豊富なマーケターとして」→ マーケティング観点の回答
  • 「批判的な読者として」→ 文章の弱点を指摘させる
  • 「投資家の視点で」→ 事業計画の課題を洗い出す

③「禁止事項」でも制約を指定する

「〜を含めること」だけでなく、「〜は含めないこと」という否定形の制約も効果的です。「専門用語は使わない」「誇張表現・煽り文句は禁止」「箇条書きのみで文章の段落は作らない」といった禁止指定で、出力の方向性を絞り込めます。

④前の回答をベースに改善を指示する

一発で完璧な回答を求めるよりも、「この部分をもっと〇〇にしてください」と繰り返し改善を指示する方が、最終的に高品質な成果物が得られます。「③のアイデアをより具体的にしてください」「全体的なトーンをもっとフォーマルにしてください」のように、前の出力を参照した指示が有効です。

⑤出力例(サンプル)を見せる

「こんな感じで書いてください」とサンプルを提示するFew-shot(少数例示型)プロンプティングも有効です。同じ形式・スタイルの文章が必要なときに特に効果的です。

以下のスタイルで、[テーマ]について書いてください。

# 参考例
[既存の文章・文体の例]

# 書いてほしい内容
[指示]

Claudeを使ったスライド作成など、より高度な活用法についてはClaudeでスライド作成する4つの方法とプロンプト例も参考にしてください。

生成AIプロンプトを使う際の注意点

テンプレートを活用する際に知っておきたい注意点も確認しておきましょう。

機密情報・個人情報の入力は避ける

顧客名・社員名・未公開の財務データ・契約内容など、外部に漏れてはいけない情報は生成AIに入力しないことが大原則です。多くの生成AIサービスでは、無料プランを使用している場合、入力した内容がモデルの学習に使われる可能性があります。

機密性の高い業務でAIを活用する場合は、法人向けプランや、データの学習利用をオプトアウトできる設定を確認してください。ChatGPTはTeamプラン以上(OpenAI公式プライバシーページ参照)、Claude.aiはProプランでデフォルトのトレーニング利用がオフになります(2026年10月時点の各社公式情報より)。

出力内容のファクトチェックを必ず行う

生成AIは「確率的に自然な言葉のつながり」を生成するため、事実と異なる情報を自信を持って出力する「ハルシネーション(幻覚・誤情報生成)」が起こることがあります。数値・固有名詞・日付・法律情報・専門知識が含まれる出力は、必ず一次情報(公式サイト・政府機関・学術文献など)で裏取りをしてから使用してください。

まとめ

本記事で紹介した生成AIプロンプトテンプレートのポイントを整理します。

高品質な回答を引き出すには「役割・目的・制約・出力形式」の4要素を明示した型を使うことが基本です。テンプレートをコピペして使い始め、自社・自分の用途に合わせてカスタマイズしていくことで、生成AIの活用精度が着実に上がっていきます。

  • 基本の型:5要素テンプレート・深津式・Chain of Thoughtの3種類を状況に応じて使い分ける
  • 業務別テンプレート:メール・要約・アイデア出し・コード生成はそれぞれ専用の型がある
  • 精度を上げるコツ:数字で具体化・役割設定・禁止条件の明示・繰り返し改善が効果的
  • 注意点:機密情報の入力禁止、出力のファクトチェックは徹底する

テンプレートを自分でアレンジするコツを身につければ、どんなシーンでも生成AIを最大限に活用できるようになります。ぜひ今日から実践してみてください。

本記事の情報は2026年10月時点の内容に基づいています。

生成AIプロンプトテンプレート30選|コピペOK例文集

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この記事の監修者

株式会社BuzzConnection/株式会社KAGEMUSHA 代表取締役CEO

2021年に独立し、株式会社BuzzConnectionを設立。複数の事業を運営し、現在はAIを活用したWebアプリケーションの開発、運用や生成AIの普及を目的としたセミナー研修の開催など多角的に活躍している。
2023年4月に株式会社KAGEMUSHAを創業。AI事業に大きく事業を展開。
AIアバターやデジタルヒューマン、AIチャットボット、AI研修など幅広い視点からAIの業務効率化を支援。

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