Copilot有料版と無料版の違い|料金・機能比較【2026年】

この記事の結論
・Copilot無料版はWebブラウザ上での対話・検索・文章生成が中心で、Word・Excel・PowerPoint等のOfficeアプリ内での利用はできない

・個人向け有料版(Microsoft 365 Personal等)に移行するとOfficeアプリ内でCopilotを呼び出せるようになり、月額¥2,130〜利用可能(2026年10月時点)

・法人向けのCopilot Business/Enterpriseプランなら社内SharePoint・OneDrive・Teamsデータの参照も可能で、セキュリティ・監査ログも備わる

「Copilotって無料でも十分?」「有料にするといくら?」と迷っている方は多いのではないでしょうか。本記事では、Microsoft Copilotの無料版・有料版の機能の違いを比較表で整理し、あなたの利用目的に合ったプランの選び方を解説します。2026年10月時点の公式料金情報をもとに、課金すべきかどうかの判断基準も提示します。

目次

Microsoft Copilotの無料版でできること

まず、無料版のCopilotで何ができるのかを確認しておきましょう。利用範囲をきちんと把握することで、有料版へのアップグレードが必要かどうかを正確に判断できます。

無料版の主な機能

Microsoft Copilotの無料版は、Microsoftアカウントがあれば誰でも利用できます(アカウントなしでも限定的に利用可能)。Microsoft Copilot公式サイト、スマートフォンアプリ、Microsoft Edgeブラウザから使えます。主な機能は以下のとおりです。

  • Web検索連携の質問応答:インターネット上の情報をもとにした回答・要約・最新情報の取得
  • 文章生成・翻訳・要約:メールの下書き・文章校正・多言語への翻訳
  • 画像生成(Designerアプリ連携):テキストから画像を生成(1日あたり生成枚数に上限あり)
  • コーディング補助:プログラムの作成・デバッグ・コードの説明
  • Microsoft Edgeとの統合:ブラウザ上でのサイドバー表示・開いているページの要約

無料版の主な制限

一方で、無料版には明確な制限があります。特に「Officeアプリ内でCopilotを使いたい」という場合は、無料版では実現できません。

  • Microsoft 365アプリとの連携不可:Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teamsの文書内からCopilotを呼び出す機能は利用できない
  • 利用量の上限:1日あたりの会話回数・画像生成数に制限がある(混雑時はさらに制限される場合も)
  • 高性能モデルへのアクセス制限:最新・高性能なAIモデルへの優先アクセスは有料版が優先される
  • 社内データへのアクセス不可:自社のSharePoint・OneDrive・Teamsのデータを参照できない

Copilot有料プランの種類と料金【2026年10月時点】

Copilotの有料プランは「個人向け」と「法人向け」に分かれます。2026年10月時点の情報をもとに整理します。最新情報はMicrosoft公式サイトでご確認ください。

個人向け有料プラン(Microsoft 365 Personal/Family/Premium)

個人向けのプランは主に3種類です。いずれもOfficeアプリへのアクセスと1TBのOneDriveストレージが含まれます。

プラン名月額(月払い)年払い総額主な特徴
Microsoft 365 Personal¥2,130/月¥21,300/年1ユーザー向け。Word・Excel・PowerPoint・OutlookのPC版アプリ+Copilot統合+1TB OneDrive
Microsoft 365 Family¥2,740/月¥27,400/年最大6人で共有可能な家族向けプラン。各人に1TB OneDrive
Microsoft 365 Premium¥3,200/月¥32,000/年高度なCopilot機能・高性能AIモデルへの優先アクセス

年払いは月払い10ヶ月分の価格設定で、実質2ヶ月分お得になります。

法人向け有料プラン(Copilot Business/Enterprise)

法人向けのプランはMicrosoft 365の基本ライセンスにCopilotを追加する形式が基本です。

プラン名月額(年払い)対象
Microsoft 365 Copilot Business(アドオン)¥3,148/月/人中小企業(最大300ユーザー)
Business Standard + Copilot(バンドル)¥3,523/月/人中小企業向けセット
Microsoft 365 Copilot(Enterpriseアドオン)¥4,497/月/人大企業・エンタープライズ

法人プランの詳細については、「Copilot Business|法人向け料金・機能・導入手順」でも解説しています。

無料版と有料版の機能比較

無料版と各有料版の機能を、利用目的別に比較します。どのプランが自分に合うかを確認してください。

Microsoft 365アプリとの連携

機能無料版個人有料版法人有料版
Copilot.microsoft.com上での対話✓✓✓
Word内でのCopilot(文書作成・要約)✗✓✓
Excel内でのCopilot(データ分析・数式提案)✗✓✓
PowerPoint内でのCopilot(スライド自動生成)✗✓✓
Outlook内でのCopilot(メール要約・返信下書き)✗✓✓
Teams内でのCopilot(会議要約・アクション抽出)✗一部のみ✓
社内SharePoint・OneDriveデータの参照✗✗✓

個人有料版でもOfficeアプリ内でのCopilot活用は可能になりますが、社内データを横断的に参照できるのは法人向けプランのみです。チームの共有ファイルを参照させたい場合は法人プランが必要です。

AI機能の利用制限とセキュリティの違い

観点無料版個人有料版法人有料版
利用量の制限あり(1日の上限)拡張・緩和拡張・緩和
高性能モデルへのアクセス制限あり優先アクセス優先アクセス
入力データの学習利用利用規約による利用規約による法人契約では学習なし
監査ログ・管理機能なしなしあり(管理者確認可)
コンプライアンス対応基本のみ基本のみSOC2・ISO27001等対応

業務でCopilotを使う場合、無料版は入力データの保護が保証されません。会社の業務情報・顧客情報を入力する際は、必ず法人向けプランを利用してください。

あなたにはどのプランが最適?選び方ガイド

利用目的に合ったプランを選ぶための判断基準を整理します。以下のケース別ガイドを参考に、自分の状況に当てはまるものを確認してください。

無料版で十分なケース

Copilotが自分の用途に合うかを試したい場合、Webブラウザ上での検索・文章生成・翻訳が主な用途の場合、Officeアプリをほとんど使わない場合は、まず無料版を試してから判断することをおすすめします。無料版でも十分な機能が提供されており、ライトユーザーには課金不要のケースが多くあります。

個人有料版(Microsoft 365 Personal等)にすべきケース

Word・Excel・PowerPoint・Outlookを日常的に使っており、これらの中でAI支援を活用したい場合は個人有料版(月額¥2,130〜)が向いています。OneDriveのストレージ(1TB)が必要な場合や、Officeアプリを現在月額で別途購入しているなら、Microsoft 365 Personalへの乗り換えで実質的にCopilot機能が追加されるケースもあります。画像生成を制限なく使いたい場合はPremiumプラン(¥3,200/月)を検討してください。

法人プランを検討すべきケース

チームや組織全体でCopilotを利用したい場合、社内の共有ファイル(SharePoint・Teams)をAIに参照させたい場合、セキュリティ・コンプライアンスの要件がある場合は、法人向けプランが適切です。管理者によるユーザー管理・監査ログが必要な組織では、最初から法人プランを選ぶことで後からの移行コストを避けられます。

Copilot有料版を検討する際の注意点

有料プランへの移行前に、以下の点を事前に確認しておくとスムーズです。

Microsoft 365ライセンスが前提になる場合がある

Copilotの法人向けプランの多くは、Microsoft 365の基本ライセンス(Business Basic・Business Standard等)を別途保有していることが前提です。アドオンとして追加する場合、既存のMicrosoft 365ライセンス費用に上乗せになるため、月額の合計コストをあらかじめ計算しておくことが重要です。

年払い・月払いで料金が大きく変わる

法人向けの月払いは年払いと比べて約20〜40%高くなります。たとえばMicrosoft 365 Copilot Businessを10人で1年使う場合、月払い(¥3,778×10×12=¥453,360)と年払い(¥3,148×10×12=¥377,760)では年間で約75,600円の差が生じます。長期利用が前提なら年払いが有利です。

Copilotの障害・不具合時の対応を確認しておく

Copilotを日常業務に組み込んだ場合、障害発生時に業務が止まるリスクもあります。Copilotが突然使えなくなった際の確認方法や代替手段については事前に把握しておきましょう。具体的な確認方法や対処法は「Copilot障害・不具合の確認方法と対処法8選」で解説しています。

まとめ:Copilot有料版への移行を判断するポイント

本記事では、Microsoft Copilotの無料版と有料版の違いを機能・料金・セキュリティの観点から比較しました。

Copilotのプランを選ぶポイントをまとめます。Word・Excel・PowerPoint・Outlookの中でAIを活用したい場合は個人有料版(月額¥2,130〜)が必要です。社内データを参照させたい、セキュリティ要件がある場合は法人向けプランを選びましょう。一方で、ブラウザ上でのチャット・検索補助だけが目的なら、まず無料版で十分機能を試してから判断することをおすすめします。

Copilotの機能は継続的にアップデートされているため、本記事の情報は2026年10月時点のものです。最新のプラン・価格はMicrosoft公式サイトで必ずご確認ください。

Copilot有料版と無料版の違い|料金・機能比較【2026年】

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事の監修者

株式会社BuzzConnection/株式会社KAGEMUSHA 代表取締役CEO

2021年に独立し、株式会社BuzzConnectionを設立。複数の事業を運営し、現在はAIを活用したWebアプリケーションの開発、運用や生成AIの普及を目的としたセミナー研修の開催など多角的に活躍している。
2023年4月に株式会社KAGEMUSHAを創業。AI事業に大きく事業を展開。
AIアバターやデジタルヒューマン、AIチャットボット、AI研修など幅広い視点からAIの業務効率化を支援。

目次