RPA開発会社おすすめ11選｜失敗しない選び方と依頼メリットをプロが解説

この記事の結論
・RPAは、人手不足・働き方改革の中で「生産性向上」と「競争力強化」を同時に実現する、DX推進の中核的手段である

・導入成功の鍵は、自社の課題・業務構造に最適化されたRPAツール選定と、業務分析～開発～保守・内製化支援まで伴走できる開発パートナーの選定にある。

・実績・技術力・柔軟な支援体制を兼ね備えたAI×RPAソリューションを求めるなら、株式会社KAGEMUSHAのRPA開発が有力な選択肢である。

人手不足の深刻化と働き方改革の推進により、RPA（Robotic Process Automation）は企業の生産性向上と競争力強化に不可欠な存在となっています。

しかし、RPA導入の成功は、自社の課題とゴールに合致したRPA 開発会社を選定できるかにかかっています。

この記事では、RPA開発会社を選ぶ上で欠かせない専門知識、失敗しないための重要ポイント、そして多岐にわたるニーズに応える厳選11社を徹底的に解説します。

本記事を読むことで、読者の皆様は信頼性の高いパートナーを見つけ、RPA導入による確かな業務効率化を実現するための道筋を明確にすることができます。

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・最適な柔軟性の高い設計・開発 ・幅広い技術スタック ・設計から保守、運用まで一気通貫した支援

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【厳選】おすすめのRPA 開発会社11選

読者の多様なニーズに応えるため、特徴や強みの異なるRPA 開発会社を厳選して11社ご紹介します。

1.株式会社KAGEMUSHA

株式会社KAGEMUSHAは、企業の経営課題・事業課題に根差したAIソリューションの提案から開発までワンストップで支援するAIコンサルティング・AIシステム開発会社です。

ノーコードツールを活用した低単価でのPoCから、本番環境への実装まで幅広い要件の支援が可能。

特に、AIコンサルタント事業で得たさまざまな業界・業種の業務領域の豊富な知識を活かし、その会社の業務に最適な柔軟性の高い設計・開発を得意としています。

また、AI動画制作や対話型AIアバター制作なども行っており、従来なら作成に多額の費用を要していたコンテンツ制作もAIを活用したノーコード開発により、安価で納品しています。

クライアントの事業全体を踏まえた設計と、幅広い技術スタックをもとにした柔軟性の高い開発力を持っているため、どの企業に対してもおすすめな開発会社です。

項目	内容
公式HP	https://kagemusha.ai
住所	〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産 大崎ガーデンタワー 9F
設立	2023年4月
事業内容	・Difyやn8nを使った自動化ソリューションの提供 ・AIシステム開発、AIコンサルティング ・対話型AIアバター制作/AI動画制作 ・AI研修 ・AIチャットボット開発
費用	※要問い合わせ

2.RPAテクノロジーズ株式会社

国内RPA市場のパイオニア的存在であり、国産RPAツール「BizRobo!」の開発・提供元です。

大手企業を中心に多数の導入実績を持ち、特に大規模かつ複雑な業務の自動化を得意としています。

単なるRPA開発に留まらず、AI-OCRなどの周辺技術と組み合わせた高度なDX推進コンサルティングを提供。RPA導入を通じた「時間の創出」をミッションに掲げ、全社的なデジタルレイバーの定着を支援します。

項目	内容
公式HP	https://rpa-technologies.com/
会社名	RPAテクノロジーズ株式会社
所在地	〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー8F
設立	2013年7月 (RPAホールディングスより会社分割により設立)
事業内容	・RPA/AIを活用した情報処理サービス業 ・BizRobo!を活用した新規事業開発・推進
料金目安	要問合せ

3.UiPath株式会社

世界シェアNo.1のRPAプラットフォーム「UiPath」の日本法人です。

高度な技術力を活かした開発だけでなく、ユーザー企業が自力でRPAを使いこなせるよう、内製化支援とコミュニティ構築に非常に力を入れています。

RPAの適用範囲をAIやプロセスマイニングと連携させ、真の自動化エンタープライズ（Automation First）を実現するためのソリューションを提供します。

項目	内容
公式HP	https://www.uipath.com/ja/
会社名	UiPath株式会社
所在地	〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング 9F
設立	2017年7月（日本法人）
事業内容	・UiPathプラットフォームの販売・サポート ・RPA導入コンサルティング ・内製化支援
料金目安	ライセンス費用はプランによる。開発費用は要問合せ

4.株式会社大塚商会

ITサービスの導入からサポートまでをワンストップで提供する大手IT企業です。

RPA導入支援サービスでは、全国の拠点を活かしたきめ細やかなサポート体制が最大の強み。導入前の「業務可視化サービス」で無駄を発見し、最適なツール選定からロボット作成、稼働後の運用、さらにはハンズオンスクールでの内製化教育まで幅広く提供します。

特に、RPAツールだけでなく、周辺のITインフラ全体を考慮した提案が可能です。

項目	内容
公式HP	https://www.otsuka-shokai.co.jp/
会社名	株式会社大塚商会
所在地	〒102-8501 東京都千代田区飯田橋2-18-4
設立	1961年7月
事業内容	・システムインテグレーション事業 ・サービス＆サポート事業 ・RPA導入支援サービス
料金目安	業務可視化サービス：要問合せ RPAツールライセンス料金：ツールによる

5.TIS株式会社

大手SIerとして、特に金融、製造、流通など幅広い業界のシステム開発実績が豊富です。

RPA導入においても、基幹システムやレガシーシステムとの複雑な連携を伴う大規模プロジェクトに強みを発揮します。

単なるRPAツール導入ではなく、システム全体最適化の視点からコンサルティングを行い、RPAと他のIT技術を組み合わせた高度な業務自動化ソリューションを提供します。

項目	内容
公式HP	https://www.tis.co.jp/
会社名	TIS株式会社
所在地	〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-17-1 新宿G-GATE
設立	2008年4月
事業内容	・ITサービス ・RPA導入・コンサルティング ・システムインテグレーション
料金目安	要問合せ

6.BizteX株式会社

国内初のクラウドRPA「BizteX cobit」を開発・提供しており、初期費用やインフラ構築のコストを抑えたスモールスタートを可能にします。

Webブラウザ完結の業務自動化に特化しており、プログラミング知識がなくても比較的容易にロボットを開発・管理できるのが特徴。

中小企業や、特定の部門での迅速な業務効率化を目指す企業におすすめです。

項目	内容
公式HP	https://www.biztex.co.jp/
会社名	BizteX株式会社
所在地	〒105-6021 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー 21F WeWork 内
設立	2015年7月
事業内容	・クラウドRPA「BizteX cobit」 ・iPaaS「BizteX Connect」など 　業務自動化ソリューションの企画・開発・販売
料金目安	要問合せ

7.富士ソフト株式会社

システム開発、組込系ソフトウェア開発などで培った高い技術力と開発体制が強みです。

RPAにおいても、導入コンサルティングから開発、そして導入後の運用・保守まで伴走するサービスを提供。

特に、開発後の技術的なトラブルや仕様変更への対応力に定評があり、RPAの安定稼働を最優先する企業にとって心強いパートナーです。

項目	内容
公式HP	https://www.fsi.co.jp/
会社名	富士ソフト株式会社
所在地	〒231-8001 横浜市中区桜木町1-1
設立	1970年5月
事業内容	・業務系システム開発 ・組込/制御系システム開発、RPA導入支援 ・ソリューション提供
料金目安	要問合せ

8.NTTアドバンステクノロジ株式会社 (NTT-AT)

NTTグループの高い技術力を背景に、AI-OCRや自然言語処理などのAI技術とRPAを連携させた高度な自動化ソリューションを得意としています。

特に、非構造化データの処理や、問い合わせ対応などの高度な業務プロセス自動化に実績があります。

堅牢なセキュリティと、大手企業ならではの安定したサポート体制も魅力です。

項目	内容
公式HP	https://www.ntt-at.co.jp/
会社名	NTTアドバンステクノロジ株式会社
所在地	〒212-0012 神奈川県川崎市幸区鹿島田1丁目1番2号
設立	1976年12月
事業内容	・RPA/AIソリューションの提供 ・システムインテグレーション ・ネットワークサービス
料金目安	要問合せ（RPAツール「WinActor」の提供元でもある）

9.株式会社シンカー

国産RPAツール「WinActor」の販売代理店であり、WinActorに特化したシステム開発と導入支援を得意とする企業です。

WinActorを活用したシステム開発を行う会社として設立されており、ツールの特性を熟知したエンジニアが在籍。

基幹システムとの連携や、特定の業務システムに合わせたロボット開発において高い技術力を持っています。

項目	内奥
公式HP	https://thinker-inc.jp/
会社名	株式会社シンカー
所在地	〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル本館5F
設立	2005年9月
事業内容	・RPAソリューション事業（WinActorに特化） ・システムインテグレーション事業
料金目安	要問合せ（WinActorライセンスは別途）

10.コニカミノルタジャパン株式会社

RPA導入前の業務プロセス分析から相談できるコンサルティングに注力しています。

「どの業務を自動化すべきか分からない」「業務整理から丸投げしたい」といったニーズを持つ企業に対し、現状の業務内容から無駄やムラなどの問題点を洗い出し、業務効率化の提案から実行までをサポートします。

RPA導入をDXの出発点として位置づけている企業におすすめです。

項目	内容
公式HP	https://www.konicaminolta.jp/
会社名	コニカミノルタジャパン株式会社
所在地	〒105-0013 東京都港区浜松町1-18-16 住友浜松町ビル
設立	2013年4月
事業内容	・デジタルソリューション事業 ・ITサービス ・複合機などのオフィス機器販売
料金目安	要問合せ

11.アビームコンサルティング株式会社

大手総合コンサルティングファームとして、RPAを単なる効率化ツールとしてではなく、全社的なDX戦略の一部として位置づけています。

経営層の視点に立ち、RPA導入による企業変革のロードマップ策定から、ガバナンス構築、そして実行までを支援。

特に、大規模な業務改革（BPR）とセットでRPA導入を検討している企業に最適なパートナーです。

項目	内容
公式HP	https://www.abeam.com/jp/
会社名	アビームコンサルティング株式会社
所在地	〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング
設立	1981年4月
事業内容	・経営コンサルティング ・戦略策定 ・DX・ITコンサルティング ・RPA導入支援
料金目安	要問合せ

RPA 開発会社に依頼する3つのメリット

自社での内製化も選択肢の一つですが、特に導入初期や複雑なプロジェクトにおいては、RPA開発会社に依頼することで大きなメリットが得られます。

1. 高品質かつ迅速な導入が可能

長年の経験で蓄積された開発ノウハウと、高度な専門スキルを持つエンジニアによって、ミスの少ない安定したロボットを迅速に開発できます。自社で一から開発するよりも、確実に早いタイミングで効果を享受できます。

2. 業務全体の見直し（BPR）と最適化が実現

外部の専門家である開発会社は、客観的な視点で業務プロセスを分析し、「そもそもその業務は必要なのか」

という本質的な課題に切り込むことができます。RPA導入だけでなく、業務そのものの再設計（BPR）による抜本的な効率化が期待できます。

3. 開発後の運用・保守の負担を軽減

RPAは業務やシステムの変更によってエラーが発生することがあります。専門の開発会社に保守を依頼することで、エラー対応やバージョンアップ作業といった運用負荷を自社で抱える必要がなくなり、担当者をより創造的なコア業務に集中させることができます。

RPA 開発会社とは？基本情報と選ぶ際の重要ポイント

RPA開発会社は、単に自動化ロボットを制作するだけでなく、導入前の業務コンサルティングから、開発・運用・内製化支援までを一貫して提供する専門家です。

RPA開発会社が提供する主なサービス

企業を選ぶ際に特に注目すべき6つの視点

信頼できるRPA 開発会社を選定するためには、以下の専門的な基準で評価を行いましょう。

注目ポイント	具体的なチェック事項とアドバイス
1. 実績と得意分野	自社と同業種・同規模での成功事例があるか。金融、製造、人事・経理など、特定の業務や業界に特化した実績を確認しましょう。
2. 対応可能な技術スタック	主要なRPAツール（UiPath、WinActor、Automation Anywhereなど）の認定資格保有者数や、複数ツールでの開発実績を確認しましょう。
3. 料金体系と費用対効果	初期費用、開発費用、ランニングコスト（保守・ライセンス）の内訳が明確か。短期的な開発コストだけでなく、長期的な運用コストを含めたROIの説明を求めましょう。
4. 内製化支援の有無	開発後、自社でロボットの修正や新規開発を行いたい場合、体系化された研修プログラムや技術移管のサポート体制が充実しているかを確認しましょう。
5. プロセス分析能力	開発に着手する前に、**業務フローそのものを見直し、最適化（BPR）**の提案ができるか。単なる現状の自動化に留まらないかが重要です。
6. 運用・保守体制	ロボットのトラブル発生時に迅速な対応が期待できるか。24時間サポートや、SLA（サービス品質保証）の内容を事前に確認しましょう。

RPA開発会社選びで失敗しないための注意点

RPA導入の失敗は、多くの場合「開発」ではなく「選定・準備」の段階で起きます。以下の注意点を押さえ、成功確率を高めましょう。

1. 自社の導入目的とゴール（KGI/KPI）を明確にする

まず「なぜRPAを導入したいのか」「何を達成したいのか」という目的を明確にしてください。単に「作業時間を短縮したい」ではなく、「月末の経理業務を〇時間短縮し、担当者を別のコア業務に再配置する」といった具体的な**KGI（重要目標達成指標）やKPI（重要業績評価指標）**を設定することが重要です。これにより、開発会社からの提案の妥当性を評価できます。

2. 複数の会社を比較検討し「相性」を見極める

RPA開発会社はそれぞれ得意とする分野が異なります。最低でも3社以上に相談し、相見積もりを取ることを強く推奨します。

• 見積もり詳細の確認: 開発工数、ライセンス費用、保守費用などが「一式」ではなく、明確に内訳化されているか確認してください。
• 担当者とのコミュニケーション: 専門的な知識だけでなく、自社の業務を深く理解しようとする姿勢があるか、円滑なコミュニケーションが可能かなど、担当者や企業の「文化的な相性」を見極めてください。

3. 複数の会社を比較検討し「相性」を見極める

プロジェクト開始前に、以下の法的な確認事項を徹底してください。

• NDA（秘密保持契約）: 自社の機密情報を扱うため、契約前に必ず締結しましょう。
• 著作権・所有権: 開発されたロボットの著作権や所有権が、契約後自社に帰属するかどうかを明確にしてください。
• 瑕疵担保責任（契約不適合責任）: 納品されたロボットに欠陥があった場合の、対応期間や範囲を明確に定めておきましょう。

まとめ

RPA 開発会社とのパートナーシップは、貴社の業務効率化とDX推進の成否を握る重要な要素です。本記事で解説した選定の重要ポイント（実績、技術スタック、内製化支援、料金体系）を基に、自社のニーズに最も合致した企業を特定してください。

まずは、自社の業務課題を整理し、複数の開発会社に資料請求や相談を行いましょう。信頼できる専門家と共に、RPAを活用した「時間の創出」と企業の持続的な成長を実現してください。

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