Difyの料金完全ガイド|契約・変更・解約手順と残高の確認方法

この記事の結論
・プランはSandbox、Professional、Teamの3種類から開発規模に応じて選択する

・契約は管理画面から即時可能だが、年払いの途中解約による返金はない点に注意

・解約後も期間満了まで利用できるが、無料枠超過分のデータは消失するリスクがある

Difyの導入を検討する際、料金プランの選び方や具体的な契約手順、解約方法が分からず不安を感じる方は少なくありません。

公式情報だけでは把握しづらい管理画面の操作や、実際の決済フローを事前に理解しておくことは重要です。

本記事では、Dify(クラウド版)の料金プラン比較から、契約申し込み、クレジット残高の確認、解約手順まで、実際の操作画面に基づいた手順を解説します。

個人開発からチーム利用まで、目的に合わせた運用を実現するための参考にしてください。

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目次

Dify料金プランの比較と選び方【Sandbox・Professional・Team】

Difyのクラウド版には、主に「Sandbox(無料)」「Professional」「Team」の3つのプランが用意されています。

それぞれの違いを理解し、開発規模や運用体制に合ったプランを選択しましょう。

各プランの料金・機能・リソース制限一覧表

各プランの主な違いは、AIモデルを利用するための「メッセージクレジット数」、ナレッジベースに使用する「ベクトルストレージ容量」、そして「ワークスペースに参加できるメンバー数」です。

プラン名料金(月額)メッセージクレジットベクトルストレージメンバー数特徴
Sandbox無料200回 / 月50 MB1人個人での機能検証・学習用
Professional$595,000回 / 月5,000 MB3人小規模なアプリ運用・MVP開発
Team$159無制限10,000 MB無制限チームでの本格運用・共同開発

※「メッセージクレジット」は、Difyが提供するモデルプロバイダーを利用する際の呼び出し回数制限です。

自身のAPIキー(OpenAI等)を使用する場合、この制限は適用されませんが、Dify自体の利用枠としてカウントされる場合があるため注意が必要です。

仕様は頻繁に更新されるため、契約前に必ず最新の公式サイトを確認してください。

月払い契約と年払い契約の料金差と注意点

有料プランには「月払い(Monthly)」と「年払い(Yearly)」の2種類の支払いサイクルがあります。

  • 月払い:毎月決済が発生します。短期間のプロジェクトや、一時的にリソースを増やしたい場合に適しています。
  • 年払い:1年分を一括で支払います。月額換算の料金が約2ヶ月分(約17〜20%程度)安くなる設定が一般的です。

年払いはコストメリットがありますが、途中解約をした場合でも、残期間分の返金は原則行われません。

長期利用が確定していない段階では、まずは月払いで契約し、運用が安定してから年払いへ切り替えることを推奨します。

個人開発かチーム利用か? プラン選択の基準

プラン選択に迷った際は、以下の基準で判断します。

1. Sandboxを選ぶべきケース

  • Difyの操作感を試したい。
  • 自分一人で実験的なアプリを作りたい。
  • 外部公開せず、ローカル環境に近い感覚でテストしたい。

2. Professionalを選ぶべきケース

  • 作成したアプリを社内や特定のユーザーに公開したい。
  • チームメンバー(最大3名)で共同編集を行いたい。
  • 無料枠の200回/月ではテスト運用に支障が出る。

3. Teamを選ぶべきケース

  • 4名以上のメンバーでワークスペースを共有したい。
  • 頻繁に利用されるアプリを運用しており、クレジット制限を気にしたくない。
  • 大量のドキュメントをナレッジベースに登録する必要がある。

Dify有料プランへの契約・申し込み手順

プランが決定したら、Difyの管理画面からアップグレード手続きを行います。ここでは具体的な操作フローを解説します。

管理画面からのアップグレード画面へのアクセス

  1. Difyにログインし、画面左下のアイコンまたはワークスペース名をクリックします。
  2. メニューから「Settings(設定)」を選択します。
  3. 設定メニュー内の「Billing(請求)」タブをクリックします。
  4. 現在のプランが表示されるので、希望するプラン(ProfessionalまたはTeam)の「Upgrade」ボタンをクリックします。

支払い情報の入力と決済完了までのステップ

アップグレードボタンを押すと、決済代行サービス(Stripe等)の画面へ遷移します。

  1. プラン期間の選択:画面上部のトグルスイッチで「Monthly(月払い)」か「Yearly(年払い)」を選択します。
  2. 支払い情報の入力:クレジットカード番号、有効期限、CVC、カード名義人を入力します。
  3. 請求先住所の入力:国、郵便番号、住所を入力します。
  4. 決済の確定:入力内容を確認し、「Subscribe」または「Pay」ボタンをクリックします。

処理が完了するとDifyの画面に戻り、プランが「Current Plan」として更新されます。

申し込み時に発生する税金(消費税・VAT)の扱い

画面に表示されているプラン料金(例:$59)は税抜価格であるケースがほとんどです。

決済画面で居住国(日本など)を選択すると、その国の税率に応じた消費税(VAT/GST)が加算されます。

決済確定前の確認画面で、必ず「Total」の金額を確認してください。

メッセージクレジット・ストレージ利用状況の確認方法

契約後は、リソースの上限に達しないよう定期的に利用状況をチェックします。

現在のクレジット残高とストレージ使用量の確認手順

  1. 管理画面左下の「Settings(設定)」 > 「Billing(請求)」を開きます。
  2. 画面内に「Message Credits(今月の使用回数)」と「Vector Storage(現在の使用容量)」のステータスバーが表示されます。

これらはリアルタイム(または数分の遅延)で反映されるため、ここを見ることであとどれくらい利用できるかを把握できます。

リソース制限(クレジット・容量)超過時の挙動と対策

制限を超過した場合、以下の挙動となります。

  • メッセージクレジット超過:Dify提供のモデルを使用したAI応答ができなくなります。
  • ストレージ超過:新しいドキュメントをナレッジベースにアップロードできなくなります。

自身のOpenAI APIキー等を設定している場合は動作を継続できる場合がありますが、Difyの仕様に依存するため注意が必要です。

不要なナレッジデータを削除するか、上位プランへアップグレードして対策しましょう。

プランの変更(アップグレード)と解約・キャンセル手順

プロジェクトの終了や規模縮小に伴い、プランを変更または解約する手順です。

ProfessionalからTeam等へのアップグレード手順

契約期間の途中で上位プランへ変更する場合、多くの決済システムでは日割り計算が行われます。

  1. 「Settings」 > 「Billing」へ移動します。
  2. 上位プランの「Upgrade」をクリックします。
  3. 決済画面にて、すでに支払い済みの期間分が相殺され、差額のみが請求される内容が表示されます。
  4. 内容を確認し、決済を完了させます。機能は即座に反映されます。

プランのダウングレードと解約(キャンセル)の操作

有料プランをやめて無料版(Sandbox)に戻す、あるいは解約する手順です。

  1. 「Settings」 > 「Billing」へ移動します。
  2. 現在契約中のプランの下にある「Manage Subscription」(または「Cancel Subscription」)をクリックします。
  3. Stripe等の管理ポータルが開くので、「Cancel plan」を選択します。
  4. 解約理由のアンケート等に回答し、最終確認ボタンを押して解約を確定させます。

解約後のデータ保持と再契約に関する注意点

解約手続きを行っても、次回更新日までは有料プランの機能を利用できます。

ただし、有料プラン終了後にSandboxプランの制限(ストレージ容量など)を超過しているデータは、削除されるかアクセス不可になる可能性があります。

解約前に不要なデータを整理し、Sandboxの制限内に収めておくことを強く推奨します。

法人契約・学生向け無料プランの申請について

クレジットカード決済以外の方法や、アカデミック支援についての情報です。

法人利用における請求書払い・銀行振込の可否

Difyのクラウド版(Professional/Team)は、原則としてクレジットカード決済のみとなっています。

請求書払いや銀行振込が必要な場合は、Enterpriseプランの契約が必要となるケースが一般的です。

法人カードを利用するか、公式サイトの問い合わせフォームからEnterpriseプランについて相談してください。

学生・教育機関向け無料プランの適用条件と申請フロー

Difyでは、学生や教育機関向けに優待プランを提供している場合があります。

公的な教育機関に所属しており、.edu.ac.jp などの学校ドメインのメールアドレスを持っていることが主な条件です。

公式サイトまたは公式Discordコミュニティ等で案内されている「Academic Plan」申請フォームから、学生証の写しや利用目的を提出して申請します。

Difyの料金・契約に関するよくある質問

支払い方法(クレジットカード以外)の対応状況

現状、クラウド版のセルフサーブ契約では、クレジットカード(Visa, MasterCard, Amex等)および一部のデビットカードが利用可能です。

PayPalや銀行振込は、通常プランでは対応していません。

領収書(Invoice)の発行・ダウンロード方法

決済完了後、登録メールアドレスに領収書が送付されます。また、以下の手順で過去の領収書をダウンロードできます。

  1. 「Settings」 > 「Billing」 > 「Manage Subscription」をクリックします。
  2. 決済管理画面の下部にある「Invoice History(請求書履歴)」から、該当月のPDFアイコンをクリックしてダウンロードします。

契約更新のタイミングと自動更新の停止方法

契約は自動更新です。月払いなら毎月同日、年払いなら翌年の同日に自動で決済されます。

自動更新を停止したい場合は、次回更新日の前日までに「解約(Cancel Subscription)」手続きを行ってください。

まとめ

Difyの料金プランを適切に管理するためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

  • プラン選択:個人検証ならSandbox、小規模運用ならProfessional、チーム開発ならTeamを選ぶ。
  • 契約手順:管理画面の「Billing」からカード情報を入力して即時アップグレード可能。
  • 状況確認:クレジット残高やストレージ容量は「Billing」画面で常に監視する。
  • 解約ルール:解約後も期間満了まで利用可能だが、無料プランへ戻る際のデータ容量超過に注意する。

まずは無料のSandboxプランで操作感を確認し、開発したいアプリケーションの規模に合わせてスムーズに有料プランへ移行しましょう。

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この記事の監修者

株式会社BuzzConnection/株式会社KAGEMUSHA 代表取締役CEO

2021年に独立し、株式会社BuzzConnectionを設立。複数の事業を運営し、現在はAIを活用したWebアプリケーションの開発、運用や生成AIの普及を目的としたセミナー研修の開催など多角的に活躍している。
2023年4月に株式会社KAGEMUSHAを創業。AI事業に大きく事業を展開。
AIアバターやデジタルヒューマン、AIチャットボット、AI研修など幅広い視点からAIの業務効率化を支援。

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