大阪でおすすめのAI研修企業5選|実務直結の研修を提供している各社の強みと特徴も解説

この記事の結論
・大阪に拠点を置くAI研修企業に依頼することで、大阪の企業特有の商習慣を踏まえた研修を設計してくれたり、大阪府が実施しているローカルな補助金の活用案を出してくれる

・一方、最先端のAI活用事例や各業界の専門知識を持ったAI講師は東京の企業に多いので、実務に活かせるAI研修を受けたいなら、東京の企業にオンラインやeラーニング形式で依頼する選択肢もある

・東京に拠点を置く株式会社KAGEMUSHAは、オンライン研修・eラーニングに対応しており「現場で使える研修」に強みを持っている

「大阪のビジネス事情を理解している地元の会社に相談したい」「研修だけでなく、その後のシステム開発や運用まで長く付き合えるパートナーを探している」

大阪でAI研修を検討する際、大阪に拠点を置く地場のIT企業を探している担当者様も多いのではないでしょうか。

本記事では、大阪府内に本社・主要拠点を構え、法人向けに質の高いAI研修・DX人材育成を提供している企業を5社厳選してご紹介します。
大阪発の大手SIerから、製造業に強い技術派企業まで、信頼できるパートナー選びにお役立てください。


最先端のAI活用事例や専門知識を持った講師が多いのは、やはり情報や人が集まりやすい東京の企業です。

こちらの記事で、法人向けオンラインAI研修におすすめの企業を紹介しているので、高品質なAI研修をオンラインで受講したいとお考えての企業はこちらの記事をご覧ください。

【法人向け】現場で使える実践型AI研修!

株式会社KAGEMUSHAのAI研修は、現場業務に直結する実践型カリキュラムで、AI活用を「知識」で終わらせず「使えるスキル」として定着させます

DX担当者・現場メンバーそれぞれのレベルに合わせ、生成AI・業務自動化・AIエージェント活用まで幅広く対応。

対面からオンライン・eラーニングと幅広い研修形式に対応しており、内製化や業務改善につながる設計が強みです。

研修内容・導入事例・カリキュラム詳細は、こちらのAI研修資料でご確認ください。

AI研修資料

また、大阪や関西エリアでAIエージェント開発やAI導入を検討している方は、併せてこちらの記事もご覧ください。

目次

【厳選】大阪に本社・拠点を置くAI研修会社おすすめ5選

大阪府内に本社を持ち、自社でAI開発やソリューション提供を行っている「技術力のある企業」を中心に選定しました。単なる研修だけでなく、実務への導入支援まで一貫して任せられるのが特徴です。

1. 株式会社クロノス(Kronos)
2. Sky株式会社
3. 緑グリーン株式会社
4. 株式会社HCI
5. 株式会社キカガク

企業の選定基準について

本記事では、AIエージェント開発やAI導入支援を行っているベンダーについて、当メディアの編集方針に基づき情報を整理しています。

AIエージェント開発は使用技術や機能の違いだけでなく、導入企業の業務や目的をどのように前提としているかによって、成果に差が出やすい分野です。

そのため本記事では単なる機能比較ではなく、導入企業の視点に立った提案や設計が行われているかという観点を重視しています。

実際の導入検討や社内説明で論点になりやすいポイントを踏まえ、情報の整理を行っています。

記事内で紹介している企業の選定基準軸

編集方針や掲載基準の考え方については、以下のページで詳しく解説しています。

1. 株式会社クロノス(Kronos)

株式会社クロノス(Kronos) ロゴ

クロノスは、大阪・本町に本社を置く、システム開発とIT教育のプロフェッショナル企業です。
研修事業「ITスキルアカデミー」を展開しており、長年のエンジニア育成ノウハウを持っています。

「AIトレーニングシリーズ」として、AIの基礎概念から機械学習の実装までを体系的に学べるカリキュラムを提供しています。
最大の特徴は、研修とセットで「AIを使ったビジネスモデル・コンサルティング」を行っている点です。
「学んで終わり」にせず、自社のビジネスにどうAIを組み込むかを具体的に設計したい企業に最適です。

項目内容
公式HPhttps://www.kronos.jp/
会社名株式会社クロノス
所在地〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西2丁目4-12梅田センタービル27F
設立2002年4月
事業内容システム開発、IT研修・トレーニング事業
料金目安要問合せ(公開講座・個社研修あり)

2. Sky株式会社

Sky株式会社 ロゴ

新大阪に本社を構えるSky株式会社は、ソフトウェア開発や「SKYSEA Client View」などのパッケージ商品で知られる大手IT企業です。

社内のエンジニア育成やAI活用(SKYAIなど)に非常に力を入れており、そのノウハウを活かした研修サービスを提供しています。
開発現場のリアリティを知り尽くした講師陣による指導は、実践的で即効性があると定評があります。
大規模な研修実施能力もあり、全社的なDX推進を検討している企業にとって安心できるパートナーです。

項目内容
公式HPhttps://www.skygroup.jp/
会社名Sky株式会社
所在地〒532-0003 大阪市淀川区宮原3丁目4番30号 ニッセイ新大阪ビル 20階
設立1985年3月
事業内容業務系システム開発、パッケージ商品開発、研修サービス
料金目安要問合せ(コース・人数による)

3. 緑グリーン株式会社

緑グリーン株式会社 ロゴ

大阪発のAIコンサルティング企業として、「現場に寄り添うAI導入」を掲げています。
代表が大阪のテレビ局出身というユニークな経歴を持ち、メディアやコンテンツ制作の現場で培った「伝え方」のノウハウが研修に活かされています。

特にChatGPTなどの「生成AI活用研修」に強みがあり、難しい専門用語を使わずに、明日から業務で使えるプロンプトエンジニアリングなどを指導してくれます。
中小企業や非IT企業でも親しみやすく、関西エリアでの対面研修実績も豊富です。

項目内容
公式HPhttps://midori-green.com/
会社名緑グリーン株式会社
所在地大阪府大阪市(詳細なオフィス所在地は要確認)
設立2026年4月(創業)
事業内容AI活用コンサルティング、企業向けAI研修
料金目安要問合せ(セミナー形式・ワークショップ形式など)

4. 株式会社HCI

株式会社HCI ロゴ

大阪・泉大津市に本社を置く、ロボットシステムインテグレータです。
製造業の工場自動化やAIロボットシステムの開発を得意としています。

一般的なオフィスワーク向けのAI研修とは異なり、製造現場での「画像認識AI」や「ロボット制御」などに特化した技術研修・導入支援を行っています。
大阪のものづくり企業にとって、現場の課題(検品自動化、省人化など)を直接解決できる技術を学べる貴重な存在です。

項目内容
公式HPhttps://www.hci-ltd.co.jp/
会社名株式会社HCI
所在地〒595-0021 大阪府泉大津市東豊中町3-14-10
設立2002年6月
事業内容ロボットシステム開発、AIソリューション、技術教育
料金目安要問合せ(産業用ロボット特別教育なども実施)

5. 株式会社キカガク

株式会社キカガク ロゴ

本社は東京ですが、大阪府と「事業連携協定」を締結し、「大阪府DX推進パートナーズ」として府内の中小企業支援に深く入り込んでいるため、特例として選出しました。

AI・機械学習教育の国内トップランナーであり、eラーニングとハンズオンセミナーを組み合わせた質の高いカリキュラムに定評があります。
大阪府の補助金事業などとも連携しており、コストを抑えながら最高水準のAI教育を受けたい企業におすすめです。

項目内容
公式HPhttps://www.kikagaku.co.jp/
会社名株式会社キカガク
所在地(大阪での活動拠点は連携事業等により展開)
設立2017年1月
事業内容AI・DX人材育成、DXコンサルティング
料金目安eラーニング+研修:数十万円~(助成金活用プラン充実)

地元のAI研修会社を選ぶ3つのメリット

全国展開している大手研修会社ではなく、あえて「大阪本社・拠点」の企業を選ぶことには、以下の3つの大きなメリットがあります。

メリット1:対面でのスピード感と「膝を突き合わせた」議論

AI導入は試行錯誤の連続です。地元の企業であれば、何かトラブルがあった際や、込み入った相談をしたい際に、すぐに担当者が駆け付けられます。

大阪のビジネスでは「顔を見て話す」信頼関係が重視されることも多く、対面でのワークショップやブレインストーミングを通じて、社内の本質的な課題を引き出しやすくなります。

メリット2:大阪の商習慣と「実利」へのこだわり

大阪の企業は、新しい技術導入に対して「それでなんぼ儲かるん?(どれだけコストが下がるん?)」というシビアな視点を持つ傾向があります。

地元の研修会社はこの気質を理解しているため、単なる技術論だけでなく、具体的なROI(投資対効果)や、現場の泥臭い業務をどう効率化するかという「実利」にフォーカスした提案をしてくれるでしょう。

メリット3:大阪府・大阪市の補助金情報の提供

大阪府の「DX推進パートナーズ」や、大阪産業局が実施する補助金制度など、地域独自の支援策に精通しています。

東京の会社では把握しきれないローカルな助成金情報を活用し、研修費用を賢く抑える提案が期待できます。

【補足】地域を限定せず「オンライン」で東京の企業を選ぶメリット

一方で、エリアを大阪に限定してしまうと「選択肢が狭まり、最先端のノウハウに触れられない」というデメリットも存在します。
AI技術のトレンド(特に生成AIの最新活用法など)や、高度な専門知識を持つトップ講師は、やはり情報の中心である東京に集中している
のが実情です。

現在はオンライン研修の質も飛躍的に向上しており、「移動コストゼロで、東京水準の高品質な講義を大阪で受講する」ことが可能です。

地域に縛られず、「カリキュラムの質と実績」で比較検討することが、プロジェクト成功への近道と言えるでしょう。


こちらの記事でオンラインAI研修におすすめの企業を紹介しているので、高度な専門知識を持つオンライン研修を導入したいとお考えの方はご覧ください。


【法人向け】現場で使える実践型AI研修!

株式会社KAGEMUSHAのAI研修は、現場業務に直結する実践型カリキュラムで、AI活用を「知識」で終わらせず「使えるスキル」として定着させます

DX担当者・現場メンバーそれぞれのレベルに合わせ、生成AI・業務自動化・AIエージェント活用まで幅広く対応。

対面からオンライン・eラーニングと幅広い研修形式に対応しており、内製化や業務改善につながる設計が強みです。

研修内容・導入事例・カリキュラム詳細は、こちらのAI研修資料でご確認ください。

AI研修資料

AI 研修とは?基本情報と選ぶ際の重要ポイント

AI研修を導入する際、どのような基準で選べばよいのでしょうか。ここでは、AI研修の分類と選定時の重要ポイントを解説します。

AI研修は大きく分けて、「エンジニア向け(開発・実装)」と「ビジネス職向け(活用・リテラシー)」の2種類があります。

  • エンジニア向け: Python、機械学習、クラウドAIの実装技術など。(クロノス、Skyなどが得意)
  • ビジネス職向け: 生成AI(ChatGPT等)の活用、業務効率化、データ分析の基礎など。(緑グリーン、キカガクなどが得意)

選ぶ際の重要ポイント:

  1. 「開発会社」か「研修会社」か: 今回紹介した企業は「開発もできる(技術力がある)」企業が中心です。現場のリアルなノウハウを学びたい場合は開発会社系の研修がおすすめです。
  2. 製造業への対応: 大阪には製造業が多いため、工場DXや画像検品などの事例を持っているか(HCIなど)も重要な選定基準になります。
  3. 研修後のゴール: 「知識を得る」だけでなく、「実際に業務でツールを使う」「社内プロジェクトを立ち上げる」など、具体的なゴールを共有できる会社を選びましょう。

AI 研修 大阪 会社選びで失敗しないための注意点[1]

契約後に「期待外れだった」とならないために、以下の点に注意して比較検討を行ってください。

注意点1:講師の実務経験を確認する

AI分野は変化が激しいため、講師自身が現役のエンジニアやコンサルタントであるかどうかが重要です。
「テキストを読み上げるだけの講師」ではなく、現場での失敗談や最新のトレンドを語れるプロフェッショナルが担当するか、事前に確認しましょう。

注意点2:自社の課題をオープンに相談する

「とりあえずAI研修を」ではなく、「見積書作成を自動化したい」「ベテランの検品ノウハウをAI化したい」といった経営課題をぶつけてみてください。
優れた地場企業であれば、研修という枠を超えて、課題解決のためのソリューション(ツールの導入や業務フローの見直し)まで含めた提案をしてくれるはずです。

注意点3:継続的なフォロー体制

研修で学んだスキルを定着させるには時間がかかります。
「研修後もチャットで質問できるか」「定期的なフォローアップ勉強会はあるか」など、長期的な伴走支援があるかを確認しましょう。物理的な距離が近い大阪の企業だからこそ、手厚いフォローが期待できます。

まとめ

大阪には、高い技術力を持ち、地元企業の成長を真剣に考えるAI研修・開発会社が存在します。

  • 開発力と実績で選ぶなら: クロノス、Sky
  • 生成AIの実務活用なら: 緑グリーン
  • 製造業の現場DXなら: HCI
  • 質の高い教育カリキュラムなら: キカガク

【法人向け】現場で使える実践型AI研修!

株式会社KAGEMUSHAのAI研修は、現場業務に直結する実践型カリキュラムで、AI活用を「知識」で終わらせず「使えるスキル」として定着させます

DX担当者・現場メンバーそれぞれのレベルに合わせ、生成AI・業務自動化・AIエージェント活用まで幅広く対応。

対面からオンライン・eラーニングと幅広い研修形式に対応しており、内製化や業務改善につながる設計が強みです。

研修内容・導入事例・カリキュラム詳細は、こちらのAI研修資料でご確認ください。

AI研修資料

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事の監修者

株式会社BuzzConnection/株式会社KAGEMUSHA 代表取締役CEO

2021年に独立し、株式会社BuzzConnectionを設立。複数の事業を運営し、現在はAIを活用したWebアプリケーションの開発、運用や生成AIの普及を目的としたセミナー研修の開催など多角的に活躍している。
2023年4月に株式会社KAGEMUSHAを創業。AI事業に大きく事業を展開。
AIアバターやデジタルヒューマン、AIチャットボット、AI研修など幅広い視点からAIの業務効率化を支援。

目次